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北京週報>>中国と日本  
盧溝橋事件77周年 抗日戦争の元兵士を助ける民間活動

 

▽「南京民間抗戦史料館」

南京市民の呉先斌さんが個人投資で設けたもので、南京人民の抗日闘争を主題とした江蘇省初の民間総合博物館である。すでに1300件余りの珍しい収蔵品が集められ、抗日戦争に関わる書籍4万冊余りがそろう。展示は「南京城の訴え」と「奴隷になることを拒否した人々」の二つからなり、独特の民間の視点から、「南京大虐殺」という悲劇の歴史と南京城の抗日戦争における文化精神を人々に伝えている。教育の場としての高い魅力と伝播力、衝撃力を持っている。2006年12月の正式公開以来、延べ6.8万人余りが訪れ、米国や日本などの外国人の訪問団体17団体も訪れた。

▽「四川巴蜀抗戦史研究院」

2012年9月設立、責任者は廖品正さん。国共両党の指導を受けた抗日戦争を経験した元兵士と抗日戦争史を研究する専門家60人余りによって組織された学術研究機構。四川省民政庁の認可を受け、省文史研究館の管理を受けている。主要業務としては、四川地区の抗日戦争の歴史を研究すると同時に、宣伝・交流、抗日戦争の元兵士と家族の親睦会の組織、生活困難の元兵士の慰問などを展開している。

▽「深セン竜越慈善基金会」

責任者は孫春竜さん。2011年11月に設立された同基金会は、民間で発起されていた「老兵回家」を継承すると同時に、湖南・広西・陜西・貴州・四川・雲南などで「元兵士援助計画」を実施し、「英雄への献花」「台湾地区で一人で亡くなった元兵士の(大陸部での)家族探し」「こんにちは、元兵士」「暖冬夢想行動」などの多種の訪問・記念・慰問活動を展開してきた。2012年11月までに基金会が調達・寄付した資金は200万元(物資含む)(約3300万円)を超え、これの益を受けた元兵士は約1500人に達する。

さらに多くの人々が抗日戦争の歴史に注目し、日を追って少なくなる抗日戦争の元兵士に思いを馳せることを願う。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年6月26日

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