日本東京都の舛添要一知事は5日、東京都太田記念館で中国人留学生と懇談した。懇談会の後、舛添知事は中国人留学生により多くの優遇条件を提供するとし、東京と北京の友好都市関係の発展をはかると表明した。
舛添知事はまた次のように述べた。留学生宿舎の太田記念館はこれまでに中国人留学生824人を受け入れた。留学生との接触の中で互いの文化に対する理解を深め、日中友好関係を前進させている。現在、日中関係は困難に直面しており、地方の友好都市交流が日中関係全体の改善につながることを希望している。
駐日中国大使館の韓志強公使が懇談会に出席し、次のように述べた。1990年から太田記念館は中国人留学生824人に良好な宿泊条件を提供しており、中国は感謝を表明する。舛添知事は中日の交流に熱心で、最近も北京を訪問し、成功を収めた。双方の共同の努力で北京と東京の友好都市関係が一層回復、発展すると信じている。
中日友好を促進するため太田宇之助氏が私有地を東京に寄贈し、都がそこに留学生宿舎を建設した。当初、北京からの留学生だけ受け入れていたが、2002年以降はアジアの他の国からの留学生も受け入れるようになった。
「新華網日本語」2014年6月6日
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