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画像:池さんの家族が投稿した尋ね人広告 |
東北師範大学外国語学院講師の池叡さんが、大阪の交流イベントに向かい連絡が途絶えてから12日が経過する。妻の話によると、池さんは最後の電話連絡で、領事館に帰国の支援を求めたという。大阪の中国領事館と日本の警察が、捜査に乗り出している。新華社の微博(ウェイボー)アカウント「中国独家報道」が伝えた。
共同通信社は5月28日、「大阪府警が27日に発表した情報によると、今月上旬に交流のため日本に向かった中国東北師範大学外国語学院講師の池叡さんが、15日より行方不明になっている。警察は関西国際空港内でリュックを発見した。警察は事故と事件の両面から捜査を進め、池さんの行方を追っている」と報じた。
池さんは失踪前に家族に電話を掛け、身の危険を感じていると話していた。
中国メディアの報道によると、中国東北師範大学宣伝部の責任者は、「本校は本件の調査を進めているが、具体的な結論は出ていない」と述べた。池さんの妻と学生はネット上の掲示板や微博で尋ね人広告を出し、池さんの家族と友人が心配していると呼びかけた。池さんは大阪で、空港に向かう途中で連絡が途絶えた。最後に妻に連絡した時には他人の電話を借り、「盗聴・尾行されていて危険だ。空港に向かう途中で間もなく帰国する、大使館に連絡してくれ」と話したという。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月28日