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北京週報>>中国と日本  
「世界遺産」で和食文化を広める日本人

                                 中国メディアが見る日本

 

庶民にとって食が天国の中国では、グルメドキュメンタリー番組「舌で味わう中国」人気はある意味、必然と言える。食といえば、幾千万の中国料理の食通は、中国悠久の食文化に誇りを持っているだろう。広州日報が伝えた。

日本の和食も体系化された一つの食文化。「和食」は昨年12月、ユネスコ人類無形文化遺産リスト入りを果たした。日本政府は3月に遺産申請を行い、「世界遺産」をきっかけに「和食」文化を世界にいっそう広め、日本食材の輸出を促したい、と望んでいる。

■「寿司警察」を考えた日本

日本政府は2006年、食品専門家チームを任命した。全世界の日本料理店認証システム、およびその詳細について議論し、海外日本料理店認証基準を構築した。そのねらいは海外で日本料理と称しながら、用いられている材料、調理技術が本物の日本料理と完全に異なる一部の料理店を整理することだった。

計画は発表後、日本国内外の料理店店主の批判に遭った。日本が世界各地で口出しするのは滑稽で現実的ではない、また差別として嫌がられる、というのが理由。世論の圧力を受け、日本の農林水産省は最終的に、「寿司警察」計画を取り消す決定をした。

しかし日本の寿司職人には確かに厳しい修行が必要で、プロの板前になるためには少なくとも10年の歳月がかかる。

■日本の和食文化伝承に学ぶ

番組「舌で味わう中国」は、無数の中華の食通の舌先と誇りを刺激した。庶民にとって食が天国の中国ではただひたすら食べるわけにはいかない。

中国の食文化は膨大な体系があり奥が深い。一品の料理にひとつの物語があり、一杯のスープが一つの歴史となることが多い。料理器具における飲食のセンス、風習と礼儀は、悠久の中華文明を受け継いでいる。

中国人はつねづね、外国人は食を知らないと嘲笑したがるが、日本人は和食文化を織りなした。韓国人は「キムチ」を「世界遺産登録」を目指している……日韓の食通たちは実に努力している。中国の食通たちにとっては食べまくりながらも、祖先の残してきた食文化を高揚させ、後世に伝承することが当然の責務だ。(編集HT)

「人民網日本語版」2014年4月28日

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