中国伝統芸能の役者らが21日に岐阜県高山市東山中学校を訪れ、同学校の生徒や教師らを前に素晴らしい伝統芸能の舞台を披露した。人民網が伝えた。
中国伝統芸能の役者らは21日に高山市東山中学校の体育館で数百名の生徒たちを前に京劇、川劇の変面(瞬時に隈取を変える技巧)などの中国伝統芸能の舞台を披露した。舞台終了後は学生たちの大きな拍手が鳴り響き、役者にサインのリクエストをする生徒たちの姿も多く見られた。その後、役者らは教室も訪れ、生徒たちと直接的な交流を図った後、昼食は学校が提供する給食を味わった。3年生の生徒代表は、「これまで日本の伝統文化にずっと興味をもってきたが、中国の伝統芸能の舞台を見たことで、外国の伝統文化の魅力を知り、異なる文化への理解が深まった」と語った。
同イベントは、「第2回中国文化観光ウィークIN 高山」の一連のイベントで、中国国家観光局日本代表処、東京中国文化センター、高山市役所や関連団体の共催で行われたもの。中国の観光文化資源を宣伝し、日本の人々、とくに青少年たちの中国への理解を深めることを趣旨に行われた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年4月22日