タイで発行されている中国語紙「亜洲日報」の銭豊副社長は「安倍氏の行為はアジアの人々の感情を傷つけた。侵略の歴史を否認する安倍内閣の行為は、東南アジアの人々の警戒を招いた。シンガポールとマレーシアは最近、第2次大戦で犠牲となった人々の追悼行事を行った。歴史を覆すことは許されない。もし日本の指導者が歴史問題で過ちを押し通して非を悟らないのなら、日本とアジア諸国との関係はさらに悪化する」と指摘。「日本の指導者の行為はすでに日本と中韓両国との関係を深刻に損なった。現在、東南アジア諸国は日本の指導者の行為に不満を募らせており、米国も明確に懸念を表明した。もし日本の指導者が歴史を反省しなければ、日本は四面楚歌の状況に陥る」と述べた。
ベルギー・ブリュッセル自由大学政治学部の教授は人民日報の取材に「安倍氏が参拝は見送ったものの、供物を奉納したことは残念だ。今は日本が中国および近隣国との関係を考え直さなければならない時期だ。日本は張り合うのではなく、近隣国との多くの共通利益、二国間関係を第一に考えなければならない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月22日 |