全国政治協商会議委員、中国駐日本国大使館大使の程永華氏は昨日、北京青年報の独占インタビューに応じた際に、「中国が自らいざこざを起こすことも、いざこざを恐れることもない」と語った。
――メディアはこのほど日本が改憲や軍事費の増加などを進めていると報じており、一部の人は中日の間で衝突が発生することを恐れている。「中日は必ず戦争する」という声もあるほどだが、これをどのように見ているか?
程氏:中日は必ず戦争するという説には賛成できない。中国の発展戦略は平和的な発展であり、この目標を実現するためには平和的な環境が必要だ。国際関係において、国と国の間の問題と衝突を解決する基本的な原則は、対話と協議だ。中国が自らいざこざを起こすことはないが、一部の人間や勢力が問題や係争を中国に押し付けようとするならば、中国はいざこざを恐れず、毅然とした態度で対応するだろう。
――一部メディアは、中日の間で偶発的な衝突が発生することを懸念している。
程氏:日本側とは、偶発的な衝突の事態を絶対に許せないと話している。我々は偶発的な衝突を全力で防止すると同時に、さまざまな事態に対応する準備を整える必要がある。確かに日本の右翼勢力は意図的に「中国脅威論」を喧伝しており、これにより日本の軍事・安全政策を変えようとしている。我々は警戒を続ける必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月4日 |