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北京週報>>中国と日本  
日本人学者の三潴正道氏、中国書籍を10年にわたり翻訳

 

最新版『必読!今、中国が面白い 2013-14』表紙

 『必読!今、中国が面白い』シリーズは、刊行される度にいずれも大きな反響を呼んだ。日本の主要メディアである「朝日新聞」、「毎日新聞」、NHKラジオなどが何度もこれを報道し、日本で大きな話題となった。特にNHKラジオでは昨年1、2月に三潴教授を招き、40分にわたるインタビュー番組の中で、本書のシリーズやその出版で会得したことなどについて詳しく紹介。番組は日本各地で大きな反響を呼び、本書を出版した日本僑報社は全国各地の人々からの注文書を受け取ったほどだ。

 三潴正道教授は、東京外国語大学大学院を修了。その後長年、中国語教育に従事してきた。三潴教授は「『人民日報』から記事を選んだのは、最初は中国語学習の教材を作るためでした。それは極めて正確な中国語だったからです。学習者たちが中国語を学ぶ動機の1つは、中国を理解すること。『人民日報』の報道は、中国語学習者たちが時代とともに中国を理解するのに役立ちます。かつての日本人は『人民日報』を通じて真実の中国が理解できるか、疑問を抱いていました。しかし私は中国語教育のために長年それを購読研究するうち、その中には数多くの優れた文章があることを発見したのです。それらの文章は日本の読者が真実の中国を理解するのに役立ちます。これが、私たちが『人民日報』の記事を翻訳し、まとめて出版することになった動機です。さまざまな視点を持つ日本人の皆さんに、本書を読んでいただきたい。客観的、科学的な見方が養えますし、日中関係を長期的に観察する上でもこれは不可欠なものだと思います。」と語った。

 三潴教授は、翻訳の実践者であるばかりでなく、翻訳の教育者でもある。2008年からは日本僑報社が創設した日中翻訳学院で中文日訳の上級者クラスを開設、100人を超える優秀な翻訳者たちを育成した。第8冊となる『必読!今、中国が面白い』は、すでに初稿が完成、今年6月に日本で出版される予定だ。

 「新華網日本語版」2014年2月17日

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