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北京週報>>中国と日本  
中日の映像コンテンツ交流を促進、日本留学経験者の董凡氏を訪ねて

 


中国に導入された多くの日本作品。


 ■真摯な態度で、広い視野を持つ

 記者:その後また日本に行きましたか?変化を感じましたか?

 董氏:再び日本を訪れた時、街の固定電話が減ったと感じました。これはモバイル通信の急激な発展を意味しています。私が留学していた頃は、東京の大通りには必ず二種類の公衆電話がありました。緑色の電話機は市内電話のみ、金色の電話機は国際電話も掛けられました。それから灰色の国内・国際電話が掛けられる電話機が徐々に増え、大通りのどこでも国際電話が掛けられるようになったのです。今や大通りの公衆電話が減少しており、携帯電話が人々の主な通信ツールになりました。

 記者:日本を留学する学生に何か提案はありますか?

 董氏:今の日本留学は、私の頃と完全に異なっています。私たちの頃は自分でアルバイトをして生計を立てていたが、今の多くの学生は保護者が学費を支払い、アルバイトは社会経験を積むためのものになっており、一部の学生はまったくアルバイトをしません。私は日本は、学習に適した社会だと感じています。大学のキャンパス内にも校外にも良い図書館があり、日本留学で真面目に学習しようとする人にとっては良い環境と言えます。浮わついていなく、とても静かで、留学生は少なくとも真摯な態度を学び帰国するべきです。真摯な態度で、広い視野を持つことが重要です。

 ■砂漠緑化拠点、優れた成果を獲得

 記者:廖理純氏らと二カ所の砂漠緑化拠点を設立したと聞きましました。義務植林に志願するボランティアは、どのような人が多いですか?

 董氏:2009年に、内モンゴル自治区渾善達克に一カ所目となる植林緑化拠点を設立し、ほぼ毎週末に各業界の関係者を集めて義務植林に出かけた。2013年には張北地区で、二カ所目の緑化拠点を設立しました。一カ所目の拠点は現在まで約42万本、二カ所目は約40万本を植えており、いずれもモンゴリマツとハコヤナギです。

 義務植林に参加する人は、在学中の大学院生が中心で、その次は各界のエリートです。夏休みには親子が参加し、子供に植林の雰囲気を体験させています。他にも海外留学から帰国した人、さらには外国人が加わることもあります。第88期義務植林チームには、米国人、日本人、ブラジル人、インド人が加わり、まさに国際チームとなりました。

 植林に参加した人はみな特別な印象を受けています。これは素晴らしいことであり、中国の緑化だけではなく地球の緑化であると感じるのです。植林は地球にとって、持続可能な発展に寄与する行為です。特に中国の場合、砂漠や荒れ地、それから水不足の地域で植林を実施しなければ、環境悪化が進行を速めるでしょう。多くの人が義務植林のチームに加わり、私たちの生活に存在する緑を増やし、環境を美しくしていくことを願います。(記者:陳建軍)

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