エジプト紙The Egyptian Gazetteは「中国外交部副部長(外務次官)はエジプトを訪れた中国人観光客に、カイロ宣言誕生の地であるメナハウスホテルを見学するよう勧めた。アジア諸国の歴史において重要な地位を占める場所であるだけでなく、正義と国際法の原則に対する尊重を表明することにもなるからだ。中国側は靖国神社参拝という安倍首相の行動を強く非難。『参拝によって中日間の対話のドアは閉ざされた。日本が歴史を正しく扱えないのなら、中日関係に新局面を切り開くことは不可能だ』と述べた」と報じた。エジプト紙アル・アハラムは「中国側は東アジア地域で緊張をつくり出す日本側の誤った行為を明確に指摘したうえ、歴史の車輪が逆転することはないと表明した」と指摘した。
寧賦魁駐タイ大使はタイ紙への寄稿「歴史の忘却は裏切りを意味する」で、タイの「死の鉄道」で命を落とした連合軍捕虜1万3000人、ミャンマー、マレーシア、オランダ領東インド出身労働者9万人の残酷な事実から語り初め、日本政府の誤った歴史観、アジアの人々に未だに謝罪しない誤った立場を痛烈に批判し、タイで肯定的な反響を呼んだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月15日 |