日本の大人向け科学工作雑誌の老舗「大人の科学マガジン」は北京で18日、発表会を開催した。「大人の科学」は2003年に創刊、日本で10年にわたり根強い人気が続いている。中国大陸版は北京磨鉄図書有限公司グループの「鉄葫蘆図書」が発売、科学工作を趣味とする幅広い年齢層の愛好者から好評を博している。学研教育出版「大人の科学マガジン」西村俊之編集長、磨鉄図書の王小山・チーフプロデューサー、スマホOS開発企業「錘子科技」創始者・羅永浩、天文カメラマン・Steed、児童書出版者・三川玲の各氏ら来賓が、中国の読者と科学工作を楽しんだ。中国青年報が伝えた。
「大人の科学」は日本の大手教育出版グループ・学研ホールディングス傘下の「学研教育出版」が編集・販売し、創刊以来40号以上が好調に売れている。各号ともに、日本製のDIY科学工作セットと、科学技術と芸術の分野をまたぐ本も同梱されている。「組立と使用説明書」にそって手軽に科学工作を楽しみ、同時に書面から工作にまつわる科学知識を学ぶことができる。
発表会で西村編集長は、「科学の世界は年齢と無関係。興味ある物事の魅力は尽きない。大人の方々にも科学の楽しさを感じていただけたら、と願っている。また30-50歳代の方にはお子さんがいらっしゃる。親子で科学を趣味として家庭内の団らんが深まれば本望。日本では理系離れ、科学離れが大いに進んでいる。子ども・大人ともに科学を身近に感じていただけたら」と期待を寄せた。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年12月23日 |