日本政府観光局(JNTO)が11日に発表した推計値によると、今年1-11月に入国した外国人は延べ約950万人となり、政府が定めた年間延べ1千万人の目標を初めて超えると見込まれる。うち、中国大陸は9月から3カ月連続で新記録を塗り替えている。環球時報が伝えた。
時事通信の報道では、JNTOが同日発表した11月の訪日外国人数(推計値)によると、先月の訪日外国人数は昨年同月比29.5%増加、延べ83万9800人となり、11月として史上最高を記録した。今年1月から11月までの累計値は昨年同期比23.9%増え、延べ949万9300人。
日本観光庁の久保成人長官は11日の記者会見で、訪日外国人数について「12月(上旬)は昨年同期よりも多いと見込まれ、中旬から下旬に(年度累計)延べ1千万人に達する」と述べた。11月は市場別では、中国大陸、台湾、香港、タイ、インドネシアなどの国と地域からの訪日者数は、いずれも過去最高だった。
なかでも中国大陸からの訪日者は9月から大幅に回復、かつ10、11月は上昇傾向が続いており、3カ月連続で当月史上最高を更新した。しかし1月から11月の中国大陸からの訪日者総数を見ると、延べ121万7900人は昨年同期比11.3%の減少。JNTOは、主に釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題による日中関係の緊張が影響した、とみている。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年12月12日 |