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北京週報>>中国と日本  
小野リサが主題歌を提供 映画「大明劫」プレミア試写会

 明の時代に猛威を振るった疫病や反乱を描いた王競(ワン・ジン)監督による歴史映画「大明劫」(主演:馮遠征(フォン・ユエンジャン)、戴立忍(レオン・ダイ)、馮波(フォン・ボー)、余少群(ユー・シャオチュン)、脚本・プロデューサー:謝暁東(シエ・シャオドン))が25日に中国全国と北米で同時に初日を迎える。それに先駆け、同映画のプレミア試写会が21日に北京で開催され、王競監督や主要キャスト&スタッフが舞台挨拶を行った。「ボサノヴァの女王」こと小野リサも会場に駆け付け、ドイツの作曲家フリードマンの伴奏で映画同タイトルの主題歌を披露した。新華網が伝えた。

 ■王競監督と謝暁東プロデューサーが再びタッグを組み、明朝の歴史を再現

 「万箭穿心」、「無形殺」、「我是植物人」など中国映画界でこれまで等しく評価の高い作品を世に生み出してきた王競監督と謝暁東プロデューサーのゴールデンコンビが再びタッグを組んで、歴史的な疫病や外敵に襲われる災害を描いた映画を製作した。今回、2人は物語の背景として大胆な試みを行うことを選択しただけでなく、ストーリーの伏線にも殊の外注意を払った。最近、予告編に含まれていた血なまぐさい殺戮シーンが、心理的に耐えうるレベルを超えているのではないか、戦争のシーンがあまりにも誇張されているのではないかという物議を醸した。これに対し、王競監督は、「明朝末期の内憂外患の状況下における停滞感を表現するため、戦争の要素は不可欠だった。あの殺戮シーンは物語全体を展開させるために残したもので、決して雰囲気を盛り上げるために誇張したものではない。映画は全体を通して明朝のあの時代の史実をなんとか再現しようとしたものであり、決して故意に一部分を大袈裟にしたものではない」と説明する。

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