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北京週報>>中国と日本  
日華字紙:中国人留学生、日本の児童救助 非常に貴重な行為

日本新華僑報(電子版)は21日、「日本の子どもを救った中国人留学生の行為は非常に貴重」との見出しで、彼の行為は両国国民の間で評判が広がり、中日関係が揺らぐ中、心温まることを少しずつ積み重ねることで、両国間に横たわる固い氷が少しずつ溶けていくと報じた。人道主義に則ったどんな慈善行為も誠意の価値が体現される。内容は次の通り。

9月16日、中国人留学生の厳俊さんは大阪で激流の中から川に落ちた9歳の子どもを救った。このことを日本や中国の主流メディアが報じると、両国国民の間で評判が広がった。厳さんは大阪府警から表彰されたほか、中日のメディアや人々から厳さんの勇敢な行為に対して称賛の声が相次いでいる。

中日両国の世論はこのニュースに強い関心をもち、肯定的な評価が主流で、こうした行為が中日関係に春をもたらすと認識されている。これは中日の主流メディアの中日友好を望む基本的立場と態度を反映している。

厳さんは毎日新聞の取材に「人命を助けるのに国籍は関係ない。自分の行動が中日友好のきっかけになるのならうれしい」と語った。大阪府警には、「直接お礼を言いたい」などの電話が日本各地から舞い込み、中国版ツイッター「微博」にも厳さんの行為に、「中日関係に新たな空気を吹き込む行動」「中国人と日本人の間にあるのは温かい気持ちだ」といった書き込みが殺到している。

厳さんの行動は中国人留学生の印象を改善し、中国のイメージ向上にもなった。近年の中日関係は紆余曲折が続いている。釣魚島(日本名・尖閣諸島)船舶衝突事件、釣魚島国有化などの問題が相次ぎ、中日関係は再び谷底に転落、両国国民の互いの好感度は低下し、対立的感情もみられた。日本社会には長年、中国人留学生や華人に対する偏見が存在し、メディアも彼らの犯罪行為やマナーの悪さなどマイナスイメージを集中的に報じてきた。こうした中、中国人留学生が川に落ちた子どもを勇敢に救った行為が日本の主流メディアで報じられたことで、留学生のイメージ改善、中国のイメージ改善にもつながった。

中日関係が緊張した中での助け合いは非常に貴重だ。日本が狂ったように中国を侵略した時も、多くの日本人が反戦の立場に立ち、中国人の抗日を助け、「抗日の日本人」と呼ばれた。東京帝国大学医学部を卒業した山田一郎氏は1940年6月、八路軍野戦司令部模範医院で医療に従事し、1942年に医務主任に任命、1943年に副院長となった。彼は無数の八路軍兵士の生命を救っただけでなく、八路軍のために軍医を育成した。

1877年から1878年、清朝末期に大規模な飢饉が発生した。1878年3月20日付の「仮名読新聞」は、「近日新聞を読んで知ったことだが、中国が大飢饉に見舞われている。人々は塗炭の苦しみをなめ、死人の肉を食らい、樹皮で腹を満たす実に古今稀にみる大災難である。日本は中国と交流が長く、隣国でもある。しかるべき遠見卓識で、傍観はできない。上は天皇皇后から下は一般民衆に至るまで被災地のために金銭、食糧を寄付すべきだ。彼らの存亡が危ぶまれる時に見てみぬふりはできない。いくらにせよ皆さんが寄付したお金は該国の人民を救うことができる。隣国の信義を尽くし、両国の友誼を深めるべき」という日本の有識者の隣国の災難に対する善意と同情がありありと綴られた文を掲載した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月23日

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