中国と日本はいずれも、独自の伝統ある飲食文化が発展してきた国だ。日本料理といえば、新鮮な素材を活かした淡泊な味が特徴だが、日本人が最も好きな中華料理は、それほど「淡泊」ではない。日本の某大型ネット掲示板がこのほど発表した「日本人が好きな中国料理ランキング」によると、日本人が最も好む中国料理は、四川風麻婆豆腐だった。環球網が報じた。
ランキングのトップ10は次の通り。
1位 麻婆豆腐
日本の某ネットユーザーは「ほらな、麻婆豆腐が1位だと思った」とコメントした。麻婆豆腐は、辛さの中に甘みが感じられ、とても刺激的な味だ。また、多くの中華料理店では、麻婆豆腐に日本人向けのアレンジが施され、辛さを抑えて甘さを引き出し、透き通った色合いを帯び、食べる人を惹きつける。
2位 炒飯
日本の炒飯は、揚州炒飯や福建炒飯などと細かく分類されておらず、すべて「炒飯」で括られている。中華料理店で味わえるほか、一般家庭でも頻繁に作られる定番料理だ。
3位 肉饅
肉饅は、昔から、日本全国で広く人々に愛されてきた。中華料理店やコンビニなどの店舗で、肉饅はテイクアウト商品としてとても人気がある。
4位 春巻
パリッとした歯ざわりの皮と柔らかな中身が特徴の春巻は、日本では値段は安くないが、大変人気がある。
5位 焼餃子
宇都宮・静岡・神戸などの都市では、焼餃子はご当地グルメとして盛んにPRされている。なかでも、宇都宮は「餃子の街」と呼ばれ、毎年「餃子祭り」が賑やかに開かれる。一般的に、日本人は水餃子より焼餃子を好み、居酒屋や中華料理店では、お酒のおつまみとしても人気のメニューとなっている。
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