アメリカ映画協会(MPAA)はこのほど発表した報告で、昨年中国が日本を追い抜き米国に次ぐ世界第2の映画市場になったことを明らかにした。昨年中国の映画興行収入は前年比36%増の27億ドルに達した。中国経済網が伝えた。
報告は世界10大映画市場のうち、中国の伸びが最も大きいとしている。また、中南米、北米、アジア太平洋地域が押し上げる形で、世界全体の興行収入は6%増の347億ドルに達した。
北米は6%増の108億ドル。この地域の2012年のチケット販売枚数は13億6000万枚で、11年比8000万枚増加した。一方、フランス、イタリア、スペインなどの興行収入が減少した影響で欧州、中東、アフリカの興行収入は1%減少し、107億ドルとなった。
昨年公開された中国の喜劇映画『Lost in Thailand』の興行収入12億6000万元(約2億ドル)は、米国の大作『アバター』の中国上映時に迫る歴史的記録となった。『譲子弾飛(さらば復讐の狼たちよ)』は中国大陸部で1億1100万ドル、『画皮』は中国で1億1300万ドルの興行収入を記録した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月26日 |