世界経済は弱含みが続いているが、国際航空運送協会(IATA)の調査報告によると、過去3カ月の航空旅客輸送量と貨物輸送量は共に前年同期比で増加しており、今後12カ月間は改善が続く見込みだ。こうした中、全日空はこのほど自らの進んだ技術と良質なサービスを紹介する「全日空都市巡回展」を上海から始めた。この巡回展についてアナリストは「中国の人々に全日空を全方位的に見せると同時に、中国展開の強化に向けた一連の措置の重要な一部でもある」と指摘する。国際金融報が伝えた。
全日空は現在、中日路線を増やすことについて前向きに研究しているとの情報もある。「全日空が出資するエアアジア・ジャパンやピーチ・アビエーションも航空資源の不足しているいくつかの中国の都市に興味を示し、その発展性を有望視している」とアナリストは指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月18日 |