劉幸宇
南京町は賑やかな神戸市中央区元町に位置し、日本三大中華街の1つだ。旧正月を祝う2013年南京町春節祭が旧暦大晦日に当たる2月9日から17日まで盛大に行われた。
華やかに飾り付けられ、お祭り気分に溢れた南京町
9日正午、プレイベントが始まり、神戸市中心部の大通りで南龍游行(龍のパレード)が催された。全長47メートルの金龍が飛ぶように舞い踊り、数多くの市民の目を引きつけた。その後、大丸北側道路で龍舞と獅子舞が披露され、その素晴らしさで数千人の観光客を魅了した。
観光客で溢れる春節祭の会場
10日昼ごろ、春節祭が南京町広場で正式に開幕した。龍舞の世界大会で2度優勝した「JBCC」(シンガポール・ジャランベサールコミュニティクラブ)、また神戸華僑総会の舞獅隊、舞獅隊幼獅班、舞蹈隊、華芸民間舞蹈隊、民族楽器団、南京町龍獅団、神戸中華同文学校民族舞蹈部などが次々と芸を披露し、観客の拍手を浴びた。イベントで特に注目されたのは、関西からの日本人20人が、京劇の衣装とメークで、三国志の英雄の曹操や諸葛孔明、絶世の美女の楊貴妃や貂蝉に扮したパレード「中国史人遊行」だった。同パレードは繁華街を練り歩き、行く先々で観光客が争うように記念写真を撮っていた。祭りの期間中、歌手・範丹陽さんがソロで歌い、また太極拳や花架拳も披露された。
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