安倍首相は今月の訪米時、集団的自衛権行使の問題について米国に支持を求めるだろう。北東アジア情勢の安定維持を望むのが米国の立場であるべきだと私は考える。戦争は誰にとってもメリットがない。米国はアジア太平洋地域の平和問題でより重要かつ積極的な役割を発揮すべきだ。
地域の平和を促進するには、日本はまず過去の戦争犯罪行為について明確な反省と謝罪を行うべきだ。戦争の歴史を反省するという点において、ドイツと日本の行動には天と地ほどの差がある。過去の債務をはっきりと清算してはじめて、未来の発展をしっかりと計画することができるのだ。
日本はアジアで先に発展し始めた国として、アジアでプラスの役割を発揮すべきだ。アジアでは一群の新興国が台頭中だ。日本はこうした国々と経済面の協力・互恵関係を深め、産業育成面で率先的役割を発揮し、アジア全体の発展を促すべきだ。日本と中国の経済関係はどんどん緊密化している。対立は両国にとっても、アジア地域にとっても良くない。平和は大切だ。みなが共同発展を望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月20日 |