中国の伝統的な祝日である春節(旧正月、今年は2月10日)の到来を前に、日本の安倍晋三・首相は6日、日本の中国語メディアを通じ、在日華人・華僑に新春の祝辞を述べ、春節にさきがけて華僑・華人に新年の慶びを伝えた。「新華網」が伝えた。
安倍首相は祝辞の中で、「今年は『日中平和友好条約』締結35周年であり、この記念すべき年の喜ばしき旧暦の新年に際し、在日華人・華僑の皆様と佳き新春をともにお祝いしたく存じます」と述べた。
安倍首相は、「日中関係は日本にとって、最も重要な二国間関係のひとつ。2006年の首相就任の際は直ちに中国を訪れ、両国首脳は戦略的互恵関係の構築について一致した。今後、日中両国は戦略的互恵関係の原点に立ち返り、大局から出発した両国関係発展の推進は極めて重要になる。たとえ個別問題が存在しようと、日中関係全体に影響を与えるべきではない」とした。
安倍首相はまた、「良好な両国関係は日中双方の利益に合致するのみならず、地域、そして全国際社会の利益に合致する。日中関係が発展を遂げ、在日華人・華僑の皆様が引き続き各々の役割を果たされ、日中関係発展の推進に努力されることをご期待申し上げます」と述べた。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年2月7日 |