日本の安倍晋三首相は昨日、航空自衛隊那覇基地を視察した際の談話で、あらゆる代償を惜しまず日本の領土、領海を守ると表明した。これには中国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)が含まれる。安倍氏の談話について日本メディアは、回復の兆しが見えてきたばかりの中日関係を再び損なうと指摘している。京華時報が伝えた。
安倍氏は午前10時に特別機で那覇空港に到着すると、すぐに航空自衛隊那覇基地を視察して、700人の隊員を前に談話を発表。釣魚島問題に言及し、いわゆる領土を守るために自身が先頭に立つとして、共に行動するよう自衛隊に呼びかけた。安倍氏は「南西海域の複雑な情勢はなお続くと予測される。領土を守るために自衛隊が引き続き努力することを希望する」と述べた。
安倍氏は最近、釣魚島問題に関する発言を繰り返している。1日に参議院で質問を受けた際は釣魚島問題の棚上げ論を初めて明確に否定したのみならず、釣魚島に公務員を常駐させる意向を再び顕わにした。日本側の再三の挑発に対して中国側は、釣魚島およびその付属島嶼は中国の領土だと繰り返し強調している。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月4日 |