木寺大使(右三)と段躍中氏(左三)らの記念写真。日本僑報社提供
木寺大使(右)と受賞作文集を贈呈する李欣晨さん。日本僑報社提供
1月28日、第八回中国人の日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)受賞者の李欣晨さんは、コンクール主催者である日本僑報社編集長兼日中交流研究所所長段躍中氏らと、在中国日本国大使館の木寺昌人特命全権大使を訪問した。
段躍中氏は木寺大使に第八回日本語作文コンクールの開催概要を説明し、受賞作品集を贈呈した。東京訪問から北京に戻ったばかりの李さんは、木寺大使に一週間の訪日体験を報告した。李さんは流暢な日本語で「ぜひ日本に留学したい」と述べた。
木寺大使は李さんをはじめ、受賞者たちの作文と参加者たちの日本語を勉強する情熱を高く評価したほか、今年開催する第九回コンクールの応援メッセージを揮毫した。段躍中氏は「感動」をキーワードに、中国人が語る日本での感動と日本人が語る中国での感動をテーマにした経緯を説明した。木寺大使は、色紙に「感動はうれしい」と書いた。
第八回中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催、在中国日本国大使館などが後援、株式会社ドン・キホーテ、安田奨学財団、朝日新聞社などが協賛した。第四回から「日本大使賞」を設けて、いままで六名が受賞した。今回の受賞者李欣晨さん(湖北大学4年生)は、副賞の日本一週間訪問を今月20日から26日までの間東京に滞在し関係各所への挨拶や観光をし、24日には福田康夫元総理、鳩山由紀夫元首相を受賞のお礼に訪問した。
在中国日本国大使館の三上正裕公使、著名作家で元日中友好二十一世紀委員会委員、日本語作文コンクール顧問の石川好氏、朝日新聞中国総局長坂尻信義氏らが木寺大使との会見に参加した。
「人民網日本語版」2013年1月31日