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北京週報>>中国と日本  
安倍首相の「劇薬」が日本売りを招く?

今月7日のアジアの外国為替市場をみると、日本円の米ドルに対するレートが最安値の88.37円をつけた後、再び上昇して87.71円となった。ある市場アナリストは、円の対ドルレートは短期的には88.00円台で小幅に動くと予測する。だが引き続き下落して90.00円台を割り込むとの見方を示す人も多い。「国際金融報」が伝えた。

市場はこのたびの円安傾向をすでに予測していたが、これほど急速に進むとは誰も考えていなかった。日本の自民党の安倍晋三総裁が再び政権を執ると、円レートはこの「無制限の量的緩和」を主張するリーダーの復活を急速な円安によって出迎えた。

円安が続いており、市場では円売りの流れが加速している。これまで数年にわたって日本売りに力を入れてきたリスクヘッジファンドは、ついに日本売りの正当な理由を獲得した。日本売りをしようとする人は、彼らが最終的に勝利するためのカギは無制限の量的緩和を主張する安倍首相にあると考えている。

▽円安の道に疑問

過去約3カ月の間に、円の対ドルレートの下げ幅は約15%に達した。だがある銀行業界のアナリストによると、市場の円に対する見方はすでにこれまでのような軒並み下落するという見方からより慎重な見方へと変わっているという。

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