第3回「札幌大学留学生日本語スピーチコンテスト」が先月22日、札幌大学(札幌市豊平区)で開催された。なかでも中国人留学生が抜群の実力で注目を集めた。受賞者11人のうち中国人留学生が10人を占め、うち5人が交換留学生、残る5人は転入生。日本の華字紙「中文導報」が伝えた。
最優秀賞に輝いたのは交換留学生・黄潤清さん(天津外国語大)。このほか交換留学生の受賞者は天津外国語大、深セン大、大連外国語学院、広東外語外貿大の学生。
訪日前に厳しい選抜試験を受けている交換留学生や転入生は総合的学習力や日本語レベルが高く、日本各地の大学で歓迎されている。中国人学生にとって、交換留学、転入により、日本語学校に入学することなく直接日本の大学に在籍できるため、時間と費用の節約につながり、すみやかな日本留学が実現している。
日本の各大学はここ数年、中国の大学と姉妹校提携を続々と結んでいる。日本の大学への交換留学、転入を希望する学生は、日本の姉妹校から留学先を選択できる。在籍校に留学申請を提出し、審査を経て、中国側の大学から希望留学校に申請する。相手校が同意し試験に合格すれば、留学可能となる。(編集HT)
*センは「土へん」に「川」
「人民網日本語版」2012年12月13日 |