侵華日軍(中国侵略日本軍)南京大虐殺史研究会は8日、国際基準に基づき実施した「南京大虐殺生存者への口述記録調査」の成果第1弾として、口述記録4冊が2013年内にほぼ完成し、2014年に最終的な形になると明らかにした。「現代快報」が伝えた。
南京大虐殺生存者は2011年初めの時点で約300人いたが、現在すでにその数は約100人と急速に減少している。3-5年後には、生存者はすでに集団としては存在しなくなる。このような状況下、同調査が今年4月から始まった。同調査は生存者を南京大虐殺以前(1938-1945)、南京大虐殺期間(1945-1949)、南京大虐殺以降(1949-現在)の3つの期間に分類している。
■生存者の夏淑琴さん、6日に日本到着
今月、二人の生存者が南京大虐殺記念館の手配で日本に赴き、「証言集会」に証言者として参加する。すでに夏淑琴さんは6日に大阪に到着し、7日から大阪、京都、神戸などの都市で現地の市民に南京大虐殺の体験談を証言している。もう1人の生存者、余昌祥さんは7日間の日程で12日に日本へ向かう。「実際に見たことを日本の市民に話すだけ。信じようと信じまいと、それは日本人の問題。私にとっては、実際に体験したこと」と余さん。
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