旧日本軍細菌戦部隊「731部隊」は70年前、中国の浙江省義烏市で非人道的な細菌戦を実行し、崇山村では404人の村人がペスト感染などで亡くなった。現地の村人が18日に行った慰霊祭に、20数人の中国および日本の民間人が参加した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
当時、崇山村の中学生だった王炳宏さん(85歳)は旧日本軍が投下した細菌兵器によりペスト菌に感染した。高熱が続き、リンパ腺が腫れ上がったが、母親による民間療法で九死に一生を得た。しかし、伯父や伯母、叔父、従兄はペストにより命を落とし、母方の叔父の妻は旧日本軍によって人体実験された。「わが一族は旧日本軍による暴行を後世代々忘れない」
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