2012「中国留学生秋季バーベキュー大会」(主催:NPO中国留学生交流支援立志会)が10日、若洲公園(東京都江東区)で催された。宮本雄二・前駐中大使をはじめ、中日両国から計50人以上が参加した。「日本僑報」が伝えた。
立志会の五十嵐貞一・理事長は祝辞で、「中国の留学生の方々が、とりわけ日本各界の人々と交流し友情を深め、日本生活における体験を豊かにしていただくため、秋期バーベキュー大会を企画した。留学生の方々が研究室での学業を無事終えられるだけでなく、多様な日中交流社会活動により積極的に参加され、日本社会を多角的に存分に理解していただきたい」と寄せた。
夫人と参加した宮本前大使は現在の両国関係について、「日中関係が緊迫化する中、日本に留学中の中国の留学生の方々と日本の若者が友情をはぐくむことが一層重要になっている。民間交流を推進し、相互理解を深めるため貢献していただきたい」とあいさつした。
バーベキュー大会には東大など各大学の留学生が集まり、立志会の企画に心より感謝した。学生達は、「日本留学のチャンスを生かし、積極的に日本の友人と交流し、中日友好のために自分なりの貢献をしてゆきたい」と感想を語った。
2005年に設立された立志会は、中国人留学生が年々増加する中、留学生らが安心して学び、生活するのを支援すべく、交流・支援を柱に、中日友好を支える優秀な人材の育成に取り組んでいる。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年11月15日 |