日本の共同通信の報道によれば、内閣府が最近まとめたデータでは、富士山に大規模な噴火が発生した場合、東京都内の幹線道路に降った火山灰の処理に4日間かかると予測されるという。
全国の火山で大規模な噴火が起こった場合のインフラに対する影響と対策を検討するため、内閣府は富士算をモデルケースとして概算を進めている。また、今年度中には火山灰の対策と避難方法などにをまとめた提案を提出する計画だ。
直近の富士山噴火は、1707年江戸時代の「宝永噴火」で、今回の概算では16日間火山灰が降り続き、東京全体に1センチの灰が積もるという当時と同程度の噴火を想定している。
概算によれば、降灰量は1782万立方メートルと10トントラックで205万台分に相当する。うち、首都高速と国道、都道の主要幹線道路に積もる灰の量は175万立方メートルと予測され、除去には東京都の清掃車85台を休みなく動かしても90時間かかるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月15日