鳥取県米子市で7日から開催されていた「第13回国際マンガサミット鳥取大会」(後援:日本漫画家協会)が11日、閉幕した。同大会は、マンガの無限の可能性を認識し、未来を見据え共に友情と信頼を築くことを呼びかける「サミット・鳥取宣言」を採択した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
5日間の会期中、中国や韓国、シンガポール、マレーシア、日本などの漫画家や業界関係者ら計約400人が一堂に会し、フォーラムや交流、サイン会、現場でのマンガ作画などのイベントを行った。実行委員会は「サミット以外にも国際マンガ博覧会など100を超えるイベントを行い、多くの観衆を引き付けた」と説明した。うち、主要イベントの一つ「とっとりまんがドリームワールド」展は8月4日から51日間も開催された。
今回採択された「サミット・鳥取宣言」では、マンガが持つ無限の可能性を再認識し、未来を見据え共に信頼と友情を築くことを呼びかけ、次回の「マンガサミット香港大会」で再会することを約束した。サミット実行委員長のちばてつや氏はサミットで「各国のマンガ家がマンガを通してお互いに理解し合えた」と意義を語った。次回サミットを開催する香港の代表は「香港政府は近年マンガ産業の発展に力を入れている。今回のサミットを基礎に準備を進めたい」と意気込みを語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年11月13日 |