「北京国際マラソン、日本人の参加を拒否」との日本メディアの報道について、中国陸上協会の沈純徳副主席(国家体育総局陸上競技管理センター副主任)は10日の取材に「北京マラソンへの日本のマラソン愛好者の参加を拒否してはいない。北京国際マラソンは開始時から一貫して開放的な姿勢で世界各国・地域のマラソン愛好者の参加を歓迎している」と正面から回答した。同協会公式ホームページが伝えた。
沈氏は「昨年の登録状況を見ると、日本国籍のマラソン愛好者がホームページから個人で登録するケースは極めてまれで、日本企業などを通じた団体登録がほとんどだ。われわれは今年も昨年の方法に沿って、日本のマラソン愛好者の団体登録を受け入れている。日本選手間で互いに面倒を見るのにも、参加番号の受け取りや服装などの面でも便利だからだ。このため公式ホームページでは日本の愛好者に個人登録を開放しなかった」と述べた。
だが記者は北京マラソン公式ホームページの「国籍」選択欄に、すでに「日本」が復活していることを確認した。これは日本のマラソン愛好者の個人登録を受け入れるようになったことを意味する。この変更について沈氏は「われわれは日本メディアの報道に留意した。日本のマラソン愛好者が個人登録方式による参加をこのように意気込んで望んでいる以上、個人登録を開放しようじゃないか!」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月11日 |