10月より、日本車の販売店の顧客数がやや回復している。しかし消費者の見送りムードは依然として濃厚で、大幅な販売回復は見られない。これは日本製の高級車の間で特に顕著な傾向だ。入荷の一時停止、およびもともと販売台数が少ないなどの原因により、一部の日本製高級車は9月に「ゼロ販売」に陥った。販売店は10月より、販促をさらに強化している。新京報が伝えた。
◆顧客数が増加も販売は振るわず
各日本ブランドの販売店は、「国慶節後、顧客数が回復したが、消費者の購入決定が先延ばしされ、見送りムードが濃厚だ」と語った。あるレクサス販売店は、「顧客数は9月下旬より目立って増加し、消費者心理が回復している。しかしリスクや部品供給の問題を考慮し、購入を戸惑っている」と表明した。北京のアキュラ販売店の関係者は、「現在の顧客数は9月と比べて大きな変化はない。アキュラはそもそも販売台数が少なく、通常時でも毎月10台しか売れていない。現在は5-6台売れており、大きな差は感じられない。アキュラは開発製造を北米で行うなど、典型的な日本車というわけではない。このため影響も小さかった」と語った。各日本ブランドの販売店は現在、店頭活動を回復させているが、試乗や屋外イベント等は依然として中止されている。レクサス販売店の関係者は、「現在は低姿勢になり、慎重な態度を維持している」と語った。
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