日本在住の華人実業家、張佶氏(日本長城コンサルティング理事兼長城学院院長)はこのほど、日本人向け中国語学習方法を編み出して関連教材を出版し、多くの中国語学習者から好評を得るなど、中日両国間の文化・商業の懸け橋としての功績が認められ、日本文化振興会の社会文化功労賞を受賞した。「中国新聞網」が伝えた。
張氏は日本人が中国語を学ぶには実は近道があると考えている。中日両国の漢字を比較すれば、漢字の意味は大体似通っているため、日本人は漢字を習うのに中国語の簡体字の規律を勉強し、さらにあと少しの中国特有の字さえ覚えれば、基本的には中国語の漢字を把握できるという。「中国と日本は語学の分野だけでなく、思想や文化においても似ている部分と異なる部分が共存する。だからこそ、中日文化の差異を語る一方、中国語のことも同時に語れば効果は倍増する」
「紙の上で覚えたことは、すぐに忘れる。大事なのは自ら実践することだ」と張氏。中国語を教えるということは主に文化交流の能力を教えるということであり、実践能力は学習者にとって不可欠という。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年11月5日 |