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北京週報>>中国と日本  
日本は中国海軍の遠洋訓練に慣れる必要がある

 

本当に関心を寄せるべき点は、日本の自衛隊が艦船と航空機を頻繁に出動させ、中国海軍の遠洋訓練を近距離で追跡、監視し、さらには危険な行動をとって中国艦艇の正常な航行を妨げていることである。このようなやり方は海空の事故につながり、そのうえ両国の相互信頼にも大きく影響し、地域の平和と安定に不利である。

一部の人が懸念する「中国海軍の第一列島線突破」という問題は、実はそもそも存在しない。いわゆる「列島線」は米国のダレス前国務長官が1951年に冷戦を背景に打ち出した特定の概念であり、太平洋上の一部の島嶼を3本の線で区切り、アジア大陸の社会主義国を包囲・封鎖することを目的としていた。冷戦が終わり20年あまりが経った今、日本側は中国海軍の正常な遠洋訓練を理由もなく批判、妨害し、中国を「第一列島線」内に封じ込めようとしているが、これは実は冷戦思考による災いである。

中国は平和的発展の道を歩み続けており、中国軍隊には世界平和を守る確固たる力がある。今後、中国海軍は各国との海洋安全保障における協力を深め、国際義務を着実に履行していく方針だ。中国軍艦もさらに多くの公海と国際水域を航行し、頻繁に遠洋訓練を行っていく。中国は、外部の批判と妨害を理由に遠洋に向かう足を止めたりはしない。中国の遠洋活動に大げさに騒ぐ人がい続けるということは、中国海軍の遠洋活動が少なすぎるということだ。「滅多にない」から「珍しがる」のである。そのような人たちは心理状態を整え、「慣れる」ことを覚え、「冷静さ」を保つ必要がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月22日

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