日本・国際基督教大学の千葉眞教授(政治学)は「日本の政治家は日本の歴史問題について非常にわかっていない。靖国神社は一貫して戦争を推し進め、戦後にはA級戦犯も祀っている。今日集会に参加した国会議員はこの歴史を知ってはいるものの、わかっていない議員が多数を占める。この現状を変えなければならない。さらに憲法改正を企てる政治家もいる。平和憲法が改正されれば、日本はさらに危険な国になる。だからわれわれは一貫して憲法改正への反対活動に携わってきた。まさに日本の教育において、若者に1931年から1945年の侵略の歴史を十分に説明してこなかったからこそ、今日のような現状が生じたのだ」と指摘した。
日本の社会民主党の服部良一衆院議員は取材に「閣僚は靖国神社を参拝してはいけない。靖国神社は戦争に対して謝罪する神社ではなく、戦争を推進する神社であり、日本の戦犯を祀っている戦争神社だ。日本の政客が靖国神社を参拝するのは、彼らが日本の歴史を全く理解していないのだと言える。私はこのような神社は参拝すべきでないと考える。日本は戦争への反省から政教分離を決定したのであり、閣僚の靖国参拝は日本国憲法に違反する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年10月19日 |