中国語、英語、日本語の3カ国語のパンフレット『釣魚島--中国固有の領土』が正式に刊行された。
パンフレットは国家海洋局が企画し、国家海洋情報センターが編纂。「釣魚島(日本名・尖閣諸島)概況」「釣魚島は古来中国の領土」「日本と国際社会は釣魚島が中国に属することを明確に承認していた」「釣魚島の主権に関する日本の主張には歴史的根拠も法理上の根拠もない」「中国は釣魚島に対する主権を積極的に示し、断固として守る」の5章構成だ。
パンフレットは挿絵が豊富で文章も優れている。国内外の古今の歴史文献の記述や地図を紹介し、釣魚島は中国が最も早く発見、命名、利用し、長期間管轄してきたという歴史的事実を十分に説明すると同時に、戦後にサンフランシスコ講和条約によって釣魚島をひそかに授受した米国と日本の行為が不法で無効であることを指摘している。
国家海洋局は20日、釣魚島の主権と海洋権益の維持に関する座談会を北京で開催。複数の専門家が歴史と法律に基づき、釣魚島が古来中国固有の領土であることを論証し、海峡両岸で協力を展開することを提言した。また、実際の取り組みの観点から、海上権益維持の法執行、漁業管理・保護、資源開発、島嶼管理などについて政策提言をし、釣魚島の主権と海洋権益を守るための具体的な措置を提言した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年9月21日 |