中国放送テレビ協会俳優委員会のメンバーである国民的俳優の唐国強(タン・グオチャン)など約260人は、9月17日、日本の「釣魚島購入」について声明を発表した。
中国俳優は精神的な道義と物的行動で全力をつくして、中国共産党中央、国務院、中央軍事委員会、国家海洋局などの道理が通っており、利益があり、節度ある国家の主権と領土の保全を保護するために行うすべての行動を支持すると示した。この声明は、祖国の尊厳と中華民族の大義の前で、中国人の俳優は断固として中国政府は国家の尊厳と領土の保全と守るためにするすべての必要のある措置と正義の行動を擁護し支持するものである。
中国放送テレビ協会俳優委員会は、中国人の俳優は自らの意思で構成した専門性のある非営利性の業界組織で、国家放送映画テレビ総局と中国放送テレビ協会から権限を授けられている団体である。
具体的な声明は以下の通りだ。
2012年9月10日、日本政府は中国側の強烈な反対と厳正な交渉を顧みず、「釣魚島と付属島嶼の購入」を発表し、中国領土の釣魚島および付属島嶼にいわゆる「国有化」を実施しようとした。これは中国の領土主権に対する深刻な侵犯であり、深刻に国際公約に違反する中国への挑発である。中日関係の損害だけではなく、世界の平和的発展に役立たない。中国放送テレビ協会俳優委員会はこれについて強烈に遺憾の意を唱え、厳しく非難するものである。
釣魚島および付属島嶼は、古来から中国固有の領土で、中国人に最初に発見され、命名されて利用されてきた。中国はこれについて反駁できない歴史的、法律的な根拠がある。日本政府は、中国をなくさせる考えはまだあって、事実を顧みないで、ますますもっと遠くのところへ離れている。中日関係を損なうという巨大な代価を惜まず「釣魚島の購入」を発表し、いわゆる「国有化」を実現しようとした。このような一方的な行動は完全に違法であり、無効である。少しも中国の釣魚島および付属島嶼の神聖な主権を揺り動かすことはできない。日本の釣魚島問題での立場は、世界のファシズム戦争の勝利の成果に対する公然的な否定で、戦後の国際秩序への激しい挑戦である。多くの国内外の中華系俳優を含む中国人はこれについて断固として反撃する。決して許すことはできない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月18日 |