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記念写真に収まる出場者と審査委員 |
「第2回加計学園杯日本語弁論国際大会(北京会場)」(主催:学校法人加計学園、後援:在中国日本大使館)が8日午後、北京で開催された。今大会に出場したのは、北京・河南・山東・安徽・天津など14省・直轄市の「大専」(3年制の短期大学)計14校(高校1校含む)で日本語を専攻する17人の学生。在中国日本大使館の柳沢好治・一等書記官と加計学園グループの倉敷芸術科学大学の唐木英明学長が出席、あいさつの言葉を述べた。柳沢書記官と唐木学長は、学生たちに、日本語学習に全力で取り組み、日本と日本語に対する理解をより深め、今後さまざまな分野で中日民間交流の橋梁としての役割を果たすよう激励した。
出場者による激戦が繰り広げられた末、「人を誇らしい気持ちにさせる中国洛陽」をテーマにスピーチした洛陽外国語学校(高校)の張黎明さん(18)が最優秀賞に選ばれた。張さんは、11月16日に日本で開催される、各国代表学生による決勝大会に出場する。
今回のスピーチコンテストは、中日国交正常化40周年を記念する公式イベントの一つ。今年6月以降、北京、河南、山東、安徽、天津など14省・直轄市の「大専」17校で、予選が何度か行われた。1年間以上の日本語経験を持つ学生300人あまりが予選に参加、このうち優秀な成績を残した17人が、北京で開催された本選に出場した。
加計学園教育グループは、4年制大学3校と学園8校を擁する日本有数の大型教育グループ。1970年代から国際交流活動を展開、現時点で17カ国の65校とパートナーシップ関係を樹立、中国、スリランカ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ネパール、韓国に9つの海外支部を設立した。9支部が設けられている各国で行われた日本語スピーチコンテストの優勝者が、11月20日に日本の岡山市で開かれる決勝大会に出場する。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年9月10日
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