本年2012年は、中日国交正常化40周年の佳節である。これを記念して、中日両国政府や民間団体は、一連の各種記念イベントを行っている。2月の「「元気な日本」、6月の「2012北京・日本映画週間」、7月の「感知中国・in日本」などに代表されるように、中日両国の民間交流、文化界、企業間により多くのプラットフォームを提供している。
9月6日、北京国家会議センター(中国ナショナルコンベンションセンター)で開催された「中日交流博覧会ウィーク2012」は、一連の中日国交正常化40周年友好イベントの中でも重要な位置づけとなっている。中国国際商会、中日交流博覧会ウィーク2012実行委員会の主催で、中国貿易促進委員会、国家発展改革委員会、日本国際貿易促進協会、一般社団法人日中経済貿易センターなどの協賛を得て開催された。
今回の博覧会は、専門分野を限定した展示会ではなく、出展者らは各業界の大手が揃っている。出展面積は1万平方メートル以上、中日双方の企業はこのプラットフォームを通して、革新技術の吸収とともに、自国ブランドの市場拡大を期待しているようだ。
今回の博覧会は、日常生活用品、食品、留学教育、観光、通信、自動車、高級ブランド、アニメなどの多様な分野がより深みのある展示を展開し、多くの人々の参加を呼びかけ、共に中日両国間の交流、協力体制を一層促進しようとする狙いを持っている。
開幕式では、発展改革委員会マクロ経済研究員の于小冬主任が「中日国交正常化から40年来、中日双方の経済貿易額は1972年の10.4億ドルから2011年の3449億ドルにまで成長し、約330倍に激増しました。この場で、中日両国は歴史を鏡として未来に向い、さらに両国の経済、文化、貿易などの分野で協力・交流を深めて参りましょう。戦略的互恵関係を強化し、中日両国の長期的、安定的な関係の発展促進を願うものです。」とあいさつした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月6日 |