北海道西南部に位置する農業都市である岩見沢市は、日本では稲の田植えが盛んなことで知られる。『環球時報」の記者によると、同市は1963年に市レベルの日中友好協会を設立してから、責任者である原正市氏は21年間で63回も中国に訪れ、日中間の農業交流の促進に努めている。
中国駐日本大使館は29日、『環球時報』の取材に応じ、岩見沢市が出展中止したことについて、「事情を把握していない」と表明した。瀋陽農博会準備委員会の関係者・李紅氏は取材に応じた際、「現在、北海道側から出展を見送る通知などは届いておらず、出展に参加予定の日本企業からも出展を中止する知らせはない」ことを明かした。「瀋陽農業博覧会には2000社以上の企業が出展予定。日本の企業が出展を中止しても農業博覧会に与える影響はそれほど大きくない」と李氏。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月30日 |