8月26日、記念館の中にお供えをする遠山正瑛氏の甥、遠山正尊氏。
遠山正瑛氏の家族や友人、緑化ボランティアなど役30人が26日、日本から内蒙古自治区に位置する恩格貝生態区を訪れ、「砂丘の父」と呼ばれる遠山氏を偲び、植樹活動に参加した。
遠山正瑛氏は山梨県出身で、京都大学農学部を卒業。鳥取大学農学部教授をつとめた日本の有名な農学者で、日本での砂漠の緑化や農業開発の業績から「砂丘の父」と呼ばれている。遠山氏は1972年に退職した後は、中国の砂漠緑化の研究に従事していた。1991年に日本砂漠緑化実践協会を設立し、黄河上流地区の砂漠でのポプラ植樹を開始し、1991年から2001年までにボランティアを率いて約300万本を植えてきた。「新華網」が伝えた。(編集YH)