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北京週報>>中国と日本  
中国のそばにあるのは日本の不幸?

 

日本のそばにあった琉球王国は、「処分」されて日本の一部となった。同じく日本のそばにあった韓国は日本に「併合」された。この両国がそばにあったことは、日本にとって実に幸運であったようだ。一方、中国がそばにあったことはそれほど幸運ではなかった。なぜなら中国が近いために日本は漢字文化の薫陶を受けざるを得なかったが、もしそうでなければずっと文字のない蒙昧で無邪気な時代を続け、中国文化を経ずに直接欧米文化を導入でき、後に明治の教育家・福沢諭吉の呼びかけた中国という「悪友」の謝絶、「脱亜入欧」の過程を省けたからだ。1930-40年代、日本は中国を侵略して放火・殺戮・略奪を行った。中国には防ぎ止める力がなかったので日本は侵略の罪名を背負い、現在にいたるもこれをそそぎようがない。これも日本の不幸だ。

米国は日本に原子爆弾を2発投下した。1発は広島、もう1発は長崎で、20万人が即死した。後に日本では米国に敗れたのは幸運だったとの声が上がった。これはもちろん、米国が日本の軍国主義時代を終らせたことを指摘している。だが、米国中心の極東国際軍事裁判で断罪されたA級戦犯を祀っているにも関わらず、米国が靖国神社参拝について知らないふりをしていることを理由に、幸運だったと感じる日本人もいる。特に最近米国は、戦時中に米軍の爆撃で死んだ「疎開者」の慰霊のために日本の政治屋が釣魚島に行くことにも沈黙を保ち、さらに日本に武装を促し、「島嶼奪還」演習を行っている。一部の日本人はこれをなおさらに幸運と感じている。一方中国について考えると、中国人は日本の戦争孤児を慈しみ育て、大人になると日本に帰しもしたのに、孤児たちは中国で不幸な目に遭ったと考える日本人がいる。中国は日本に戦時賠償金を要求しなかったが、これについて反中分子は日本政府の過ちだと言う。良心の上で負い目を背負うようになったことが日本の不幸だと言うのだ。

要するに、日本の反中分子に言わせれば、中国のそばにあったことはどの点から見ても日本の不幸なのだ。幸い、歴史は特定の新聞社が書くものではないし、ましてや特定のメディアの特定のコラムで簡単に改竄できるものでもない。歴史には正しい道理、理性、良知が自ずと備わっている。子曰く、君子は坦として蕩蕩たり、小人は長く戚戚たり。理性と良知がない心は必ず歪んでいる。歪んだ心は必ず陰気で、バランスを失し、人に罪をなすりつけ、隣人との関係がうまくいかないのである。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年8月23日

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