写真:2010年7月23日、着任前の駐中国日本国大使の丹羽宇一郎氏が東京の外務省で中国メディアの取材を受けているところ。彼は中日の民間交流、文化芸術交流、スポーツ交流などを推進したいと表明していた。
日本新聞網によれば、日本政府は今年10月に丹羽宇一郎氏を駐中国日本国大使を解任すると決定した。
日本の外務省は9月中旬、一部の駐在大使の交代を予定している。規定に基づいて、駐中国日本大使の丹羽宇一郎氏は3年の任期を半年あまり残しているものの、この交代リストに名を連ねている。
今年4月、丹羽大使は英紙フィナンシャルタイムズの取材を受け、東京都の石原知事が釣魚島購入を計画している件について、「日中関係に『重大な危機』をもたらす」と発言した。この発言が日本政府から批判され、日本国内では丹羽大使交代を要求する声が続いていた。
日本政府は18日、すでに今年10月の丹羽大使の帰国と外務省外務審議官の西宫伸一氏(60歳)の駐中国大使の起用を決定しているという。
丹羽宇一郎氏は日本で始めての民間出身の駐中国大使だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月20日 |