千葉商科大学(千葉県市川市)の島田晴雄学長は先月27日、八重洲ブックセンター(東京都中央区)7階で開催中の第1回「日中関係を知る良書ブックフェア」(主催:日本僑報社)を訪れた。「日本僑報」が伝えた。
島田学長はフェアについて、「非常に意義がある。日本の読者に中国、日中関係を理解するうえで優れた情報を提供している」と高く評価、「日本僑報社」に、今後も日中交流にさらなる大きな貢献をしてほしい、とエールを送った。
第1回「日中関係を知る良書ブックフェア」は先月13日午後、開幕した。式典には汪婉・中国駐日大使夫人、トーハンの上瀧博正(こうたき・ひろただ)取締役相談役、日本出版販売の吉島哲夫・常務取締役、八重洲ブックセンターの鹿島光一・社長など60人以上が出席した。
福田康夫・元首相、江田五月・元参院議長らからの祝電が紹介され、ブックフェアによる中日両国民の交流と相互理解促進への期待が寄せられた。福田元首相は「日中国交正常化40周年記念事業のひとつ『日中関係を知る良書ブックフェア』開催を心から祝賀し、フェアが両国国民交流と相互理解をさらに促すのを期待する」とし、フェアの成功を祈った。
「日中国民交流友好年」親善大使を務める俳優の関口知宏さんは、開幕式を前に東京で「日本僑報社」の張景子・社長一行と面会した際、「ブックフェアは日本国民が中国を感じ、日中の相互理解を深める良い機会」と語り、フェア名を揮毫(きごう)したほか、フェア推薦の言葉を贈った。
日中国交正常化40周年を記念して開催された今回のブックフェアには、「日本僑報社」がこれまで出版した優れた書籍160冊以上が展示されている。年末まで開催される予定。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年8月3日 |