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福建省、東京で日本人技術者人材交流会 | |
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福建省の状況を紹介する倪岳峰副省長 |
産業の転換・高度化を加速させ、科学の面で飛躍的な発展を促進している福建省は、在日中国系企業や日本の各種技術者を誘致するため、25日に東京で「日本人技術者人材交流会」を開催した。同交流会の主催者は福建省政府訪日代表団で、後援者は日本福建経済文化促進会。日本の華字紙「日本新華僑報」のウェブサイトが報じた。
同交流会は、福建省のハイレベル人材の需要情報や国外の企業・人材誘致関連政策の紹介を行ったり、福建省の各企業と日本の各界の専門家の引き合わせをしたりすることで、提携の可能性や商機を探り、ウィンウィンを実現するのがねらい。
同交流会で福建省の倪岳峰副省長は福建省の現状を紹介した。その主な内容は以下の通り。
福建省と日本は技術や人材の分野で長期にわたって交流・提携を実施してきた歴史があり、交流・提携を始めた時期・タイミングも良かった。まず歴史に関して言うと、日本は福建省の重要な外資の源で、豊田通商やパナソニック、東芝、富士電機、三菱商事、日立、富士通など、日本の一流の多国籍企業が福建省で投資プロジェクト投資を実施している。これらの企業は良い業績を上げると同時に、福建省に最新の技術や管理方法、ハイエンド人材などをもたらし、福建省の関連の産業の発展を加速させた。タイミングという点では、世界で1990年代に技術革新が起こり、経済構造が急速に変化していた当時、日本はちょうど優位性のある一部の産業を海外に進出させている時期だった。そのため必然的に発展の新たな空間を求めており、大量の人材資源の動きを世界中で活発にさせた。当時、福建省は今後二度とないであろう発展の機会を迎えていた。優位性ある資源環境が巨大な発展の空間を生み出し、整ったインフラや産業施設が経済発展基礎を提供していたほか、政府機関が福建省に対して前例のないほどのサポートを提供し、さまざまな発展計画や方案を次々に打ち出していたのだ。そして、福建省に一連の特殊政策を付与した。福建省は現在、産業の転換・高度化を加速させ、科学の面での飛躍的な発展を促進している。そのため、幅広い知識や高い技術を持つ人材に才能を発揮し、活躍の場を広げる場所を提供している。
同交流会には日本の各界の専門家や学者70人以上を含む計130人以上が出席。前半はPR、後半は中国側と日本側の引き合わせ・商談がそれぞれ行われた。そして、専門家・学者38人が、福建省での仕事や視察に向かう意向書にサインした。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年7月27日
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