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授賞式後の記念撮影 |
第7回全中国選抜日本語スピーチコンテストが23日、日経ホール(東京都千代田区)で開催された。全国の予選を勝ち抜いた中国人大学生16人が情熱あふれるスピーチを披露、駆けつけた観衆から高い評価を得た。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
出場者は「中国と日本の絆-異文化交流の大切さ」「ミニブログとわたし」のテーマのいずれかを選び、主張を語った。また「中国の人々に最も紹介したい日本の観光地は?」「中国の友人に最も紹介したい1冊の本は?」「ミニブログで日本の大学生に何を伝えたいか」「日本に最も伝えたい中国文化は?」など司会者からの質問に日本語で答えた。
上海外国語大学、重慶大学、北京科技大学など16校の代表が流暢な日本語で各々の思いを熱く語り、観衆からは中国人大学生の高い日本語レベルに感嘆の声が上がった。学生らは中日両国民の心と心の交流を深め、互いの声に耳を傾けるべきだと訴えた。
激戦の末、許旻さん(上海外国語大学)が優勝、準優勝に彭媛さん(重慶大学)、沈雪梅さん(華南理工大学)のほか、各種特別賞も学生らに授与された。大会終了後、審査委員長を務めた東京外大の亀山郁夫・学長がスピーチを講評した。
日本華人教授会議の朱建栄・代表(東洋学園大学教授)によると、全中国選抜日本語スピーチコンテストは中国教育国際交流協会、日本経済新聞社、日本華人教授会議の主催。2006年に始まり、毎年1回開催される。今年は約9700人の学生が出場した。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年7月26日
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