北京の中国科学技術館で24日午前、「2012年中日青少年サイエンスキャンプ」が開幕した。中国科学技術協会書記処の張勤書記、日本科学技術振興機構(JST)の川上伸昭理事が開幕式に出席し、式辞を述べた。同イベントには日本の高校生20人(計5校)が参加し、中国の青少年と交流を行う。科技日報が報じた。
中国科学技術協会の韓啓徳主席率いる代表団は今年5月、日本文部科学省の招きを受け訪日した。代表団は文部科学省と科学技術振興機構を訪問し、青少年科学技術活動分野の交流・協力について意見交換を行ったほか、2010年に交わした協議の枠組みのもと、「中日青少年サイエンスキャンプ」を今年の夏休み期間中に中国と日本でそれぞれ開催することでと合意した。
サイエンスキャンプは「青少年の科学技術革新」をテーマに行われ、開催期間は7日間。期間中、中日青少年科学技術フォーラムのほか、大学重点実験室・科学普及施設の参観、専門家による講座、協力ミッションへの取り組み、観光、中日青少年親睦会などのイベントが予定されている。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年7月25日 |