「2012年中日青少年科学技術サマーキャンプ」が今月下旬に開催されることが13日、中国科学技術協会(CAST:北京市海淀区)が同日行った記者会見で明らかになった。ニュースサイト「中国新聞網」が伝えた。
両国政府は中日国交正常化40周年の今年を「中日国民交流友好年」と定めた。今年5月、CASTの韓啓徳・主席率いる代表団が訪日した際、文部科学省行政官と会見、中日友好協力の強化や青少年科学技術活動分野の交流・協力について意見交換を行い、実り多い成果を挙げた。代表団は、2010年に交わした協議の枠組みのもと、「中日青少年科学技術サマーキャンプ」を今年の夏休み期間中に中国と日本でそれぞれ開催することで独立行政法人・科学技術振興機構(JST:埼玉県川口市)と合意した。
両者の確定した協力協議に基づき、CAST青少年科学技術センターは今月23-29日、科学技術サマーキャンプに日本の青少年を招待する。
両国青少年40人が参加する今回のサマーキャンプは、北京航天(宇宙)大学の協力で行われ、「青少年科学技術フォーラム」開催のほか、重点大学実験室や科学技術普及施設の見学、専門家セミナーの参加、文化施設の見学、さらに中日青少年の懇親会も予定されている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年7月16日 |