▽友情は地震後も変わらない
日本で昨年3月11日に東日本大震災が発生した後も、日本側が同自治区の建設に寄せる関心は変わらなかった。日本パークの責任者によると、昨年末以降、日本政府は広西エリアで108項目の支援を行っており、学校や水不足に悩む遠隔地を主に支援しているという。
昨年下半期には、両地域の代表団の相互訪問も通常通り行われた。昨年7月には熊本県観光交流国際課の井上康夫観光審議員が率いる熊本県青少年代表団の一行13人が、南寧、桂林、北海の3市を訪問した。
04年以降、双方は毎年夏休みの時期に中高生による相互訪問を行い、ホームステイ交流や友情を深める各種の活動を通じて、中日の友好を担う人材を育成してきた。また09年からは、同自治区が毎年、大型の市民友好訪問団を結成して同県を訪問している。このほか教育、文化、観光、経済貿易、投資などの分野でさまざまな実質的な交流・協力も展開されている。同自治区から同県に派遣された語学留学生、技術研修生、国際交流員、経済交流員はすでに300人を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年7月17日 |