中日国交正常化40周年を記念する高校生交流事業「中日小大使」が12日夜、中国駐日本国大使館(東京都港区)で開幕した。「中国小大使」100人と「日本小大使」100人が一堂に会し、友好交流を行った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
2012「中日小大使」イベントは北京市政府とイオングループが共催し、中日両国から高校生各100人が参加する。
中国駐日本国大使館の程永華・大使は開幕式の祝辞で、「2012『中日小大使』イベントは中日国交正常化40周年を祝賀する重要事業のひとつ。両国の世代を超えた友好の未来を担う若者たちが、交流を強化することには、非常に重要な意味がある。この機会を生かして、互いに学び、視野を広げ、友情を深め、両国民の友好感情に新たな活力を注いでほしい」と寄せた。
イオンの林直樹・取締役会議長は祝辞で、「日中両国は文化的、地理的に深い関係にある。高校生の交流イベントには両国の未来がかかっており、重要な意味を持つ」と述べた。
イオングループ創始者の岡田卓也・イオン名誉会長相談役、川端達夫・総務相、渡部恒三・元衆院副議長ら、日本の政財界から、多くの要人が開幕式に出席した。
2009年から始まった「中日小大使」は、昨年までに両国青少年220人が参加し、友情を深めた。
北京、青島、天津の3都市の高校生らからなる「中国小大使」代表団は11日、日本に到着した。日本滞在中は、日本の高校生らと共に多彩な交流活動に参加するほか、文化施設の見学や民宿への宿泊を通して日本ならではの生活を体験する。
日本側の「小大使」100人は今秋、中国を訪問する。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年7月13日 |