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北京週報>>中国と日本  
持ちつ持たれつの中日関係、若者が互いの言語学ぶ 中国日本語学会会長
 
 

 北京日本学研究センターのセンター長を務める徐一平教授は5日、中国国営機関紙「人民日報」のニュースサイト「人民網」を訪問。言語教育や中日文化交流などに関して、自らの考えを語り、「中国と日本の歴史の由緒と今発展を続けなければならないという両国のニーズが起因となり、中国では日本語を学ぶ若者、日本では中国語を学ぶ若者が増加している」と指摘した。「人民網」が報じた。

 -----近年、中日間の文化・民間交流は活発かつ頻繁に行われるようになっている。こうした中、日本語の「かわいい」という言葉が中国人の間に浸透していたり、日本でも中国語を学ぶ人が増えたりと、言語面で互いに影響し合っている。では言語教育を研究している徐教授から見て、このような傾向を後押ししているのは何か?

 「この点については2つの角度から考えることができる。まずは歴史的な角度から見ると、中日両国の間には、3千年近くにわたる友好交流の歴史がある。これほど長い歴史の中で、中日両国の民間レベルや政府レベルの交流が中断したということは一度もない。近代には、確かに痛ましい歴史もあったが、それでもこれらの交流は中断しなかった。そして、中日両国の文化も常に相互に影響を与えてきた。当然、歴史の過程で、日本が中国の文化を取り入れたということのほうが多いが、それでも近代、特に日本が明治時代(1968‐1912)に近代国家を築くために明治維新を実施してからは、近代文化の面で中国よリ一歩先に進むようになり、多くの面で中国に影響を与えてきた。中国の近代化の過程では日本から学んだことも多い。そして近年になり、そのような機会は一層増加し、特に1972年に国交が正常化して以降、民間レベルや政府レベルの交流ルートが一層増えたことに加え、中国が78年に改革開放を実施し、経済発展の道を歩み出してからは、中国は日本の多くの経験から学んだ。日本の経済はここ10年近く、下り坂に入り、『失われた10年』とよく言われるが、それでも日本には、中国が学ぶ価値のある経験がたくさんある。特に若者が好きな文化、日本のソフトパワーは、中国の多くの若者に人気がある。それが、日本語を学ぶ中国人が増えている原因となっている」

 「一方の日本もこれまでずっと中国の歴史・文化にあこがれを抱いてきた。特に近年は、それまでは中国のことを理解せず、中国に対しては以前の歴史のイメージしかなかった日本の若者が、実際に中国に足を運ぶことで、発展した今の中国を知るようになった。国際的な影響力を強める中国の様子を目の当たりにして、日本の経済が引き続き発展するためには中国との関係が重要であることに気付くようになった。それで、互いの文化から互いに学び合うという中日関係が形成された。このような一種の歴史的背景と今発展を続けなければならないという両国のニーズが起因となり、中国では日本語を学ぶ若者、日本では中国語を学ぶ若者が増加している。これは中日両国の若者が相互学習するよう促す最大の魅力となっているのではないだろうか。」(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年7月11日

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